メタバースという言葉は知っていても、その基礎を十分に理解している人はまだまだ多くありません。
また、基礎知識を得たからと言って、ビジネス活用ができるわけでもありません。
メタバースって今ひとつ理解できない……
メタバースなんてもう流行っていないのでは?いまさら意味ある?
ビジネス活用において、どんな意味があるの?
こういった疑問を抱く方も少なくないでしょう。
そんな方におすすめしたいのが、Courseraのメタバース講座です。Meta社(旧Facebook社)の専門家が開講している通信講座なのですが、なんといってもこの講座は無料で受講可能なんです。
受講満足度はなんと98%!ほとんどの学習者がこのコースを気に入っていることがわかります。
この記事では、Courseraのメタバース講座「メタバースとは何ですか?(What is the Metaverse?)」について、わかりやすく解説していきます。
メタバースを活用した新規事業開発を検討している方は必見の講座です!
>> Metaの提供講座一覧を見る(Coursera公式サイトへのリンク)
Courseraとは?
Coursera(コーセラ)とは、スタンフォード大学やイェール大学などの世界的な有名大学が提供してくれる授業や、GoogleやIBMなどの一流企業が主催する7000以上の講座をオンラインで受けられるプラットフォームです。
オンラインで講義を視聴するほか、ディスカッションが行えるコミュニティ機能や、テスト・課題などが用意されています。
Courseraの概要については本記事では省略します。詳細は以下の記事でご確認ください。
Coursera「メタバースとは何ですか?(What is the Metaverse?)」で学べること
コミュニケーションやコラボレーションからNFTや暗号通貨、アバターやデバイス、プラットフォームやゲームエンジンまで、メタバースのエコシステムに関わる幅広いトピックをMeta社の専門家が解説します。
メタバースは、人と人・Webサイト・各種プラットフォーム・現実をつなぐ新しい手段です。
メタバースがどのようにオンライン上の体験やビジネス、人びとの生活を進化させるのかを、講座を通じて探っていきます。
メタバースは日々進化を重ねています。クリエイティブで実用的なアプリケーションによって、すべての人々が楽しめる場になりつつあります。これがますます進化していくことで、ヘルスケア・教育・都市計画・アートなどの分野でもメタバースが応用展開されていくことでしょう。
ここで重要になるのが、このメタバースの応用展開・ビジネス利活用がどのようになされていくのか、これらの体験がどのようにアップデートされていくのかを理解することです。
Courseraのメタバース講座「メタバースとは何ですか?(What is the Metaverse?)」では、こういった基礎知識・概念を10時間かけてみっちり理解を深めていけます。
「What is the Metaverse?」のコース詳細
本コースは以下の6つに大別されます。
- メタバースとは何ですか?(What is the metaverse?)
- メタバースを作っているのは誰ですか?(Who is creating the metaverse?)
- メタバース・バーティカル(Metaverse verticals)
- メタバースにおけるお金(Money in the metaverse)
- メタバースが果たす責任(Metaverse responsibility)
- メタバースをどのように構築していくのか(How will we build the metaverse?)
メタバースとは何ですか?(What is the metaverse?)
メタバースとは何か、メタバースとどのように相互作用するか、メタバース内で人と人はどのようにコミュニケーションしてつながりを獲得していくのかについて学びを深めていきます。
また、メタバースが及ぼす影響や、メタバースをより倫理的なものにするための方策についても検討していきます。
メタバースを作っているのは誰ですか?(Who is creating the metaverse?)
メタバースを設計・構築する人たちが使用するプラットフォームやデバイスなどについて学びを深めていきます。
メタバースがどのように作られているのかを理解することによって、メタバースの原理原則やクリエイターエコノミーの役割について理解を進めていきましょう。
メタバース・バーティカル(Metaverse vertical)
メタバースが教育・医療・都市計画など、さまざまな分野にどのような影響を与えるかを学んでいきます。
また、コミュニケーション、マーケティング、デザインがメタバースにおいてどのように作用するのか、そしてメタバースにおいてアート、エンターテイメント、スポーツと関わることがどのような意味を持つかについても検討していきます。
メタバースにおけるお金(Money in the metaverse)
メタバースにおいては金銭のやり取り(商取引)が発生します。このしくみについて理解を深めるための章です。
ブロックチェーンとクライポトカレンシーを定義しながら、メタバースにおける経済活動とはどういうことを意味するのか、どんな営みを指すのかについてディスカッションします。
メタバースが果たす責任(Metaverse responsibility)
メタバースにおいても、現実世界と同様に多様性・公平性を念頭に置く必要があります。そんな中、メタバースをどのように構築すべきか、安全でセキュアなメタバース空間とはどういったものかについて理解を深めるほか、メタバースにおける知的財産の保護についても議論していきます。
加えて、メタバースにおける倫理の重要性についてもあわせて学んでいきます。
メタバースをどのように構築していくのか(How will we build the metaverse?)
最後の章では、メタバース技術をさらに進化・深化させていくために欠かせない研究開発の機会や、大学と企業のパートナーシップ構築、メタバースの成長と発展を支えるために必要なインフラの変化に焦点を当てながら、メタバースの可能性を探っていきます。
これら6つの章を学びきることによって、メタバースに求められる多様な基礎知識を習得することが可能となります。
「メタバースとは何ですか(What is the Metaverse?)」の受講費用と修了証明書
本コースは、基本的に完全無料で受講可能です。コースの内容を読むだけ、見るだけの場合は、無料でコースを聴講することができます。しかし、修了証明書を獲得するためには費用が発生します。
講座のページにアクセスすると表示される「無料で登録」ボタンを押すと、以下のような画面が表示されます。
修了証書を購入すると、採点済みの課題を含むすべてのコース教材にアクセスすることができるようになります。
また、コースを修了すると、電子修了証が「実績」ページに追加されます。そこから修了証を印刷したり、LinkedInのプロフィールに追加したりすることができます。
先ほど、「個人的には修了証明書が発行される有償プランがおすすめ」と言いましたが、ちゃんと理由があります。履歴書や職務経歴書、自身のプロフィールとしての活用が可能になるからです。
以下の記事では、Courseraの修了証明書の価値やその活用方法について詳しく述べているので、あわせてご覧ください!
まとめ
今後10年以内に、オンライン体験の大半はメタバースに移行すると思われます。
メタバースに力を入れているMeta社だからこそ提供できる包括的で応用展開可能な講座を通じて、メタバースへの理解を深めましょう。
メタバースを活用した新規事業開発を検討している人にはきっと役に立ちますよ。
>> What is the Metaverse の詳細を見てみる
この講座以外にも、Courseraではたくさんの学習機会が提供されています。
個人的におすすめしたいのが「Googleプロフェッショナル認定講座」シリーズです。あのGoogle社員が講師となって開講している授業で、一部の講座は日本語対応もしています。
UXデザインやデータアナリティクスの講座は特に人気が高く、筆者も受講したことがありますが、丁寧かつ実践的な内容で非常に満足度が高かったですよ。